アジアの香りがやみつきに！トムヤムクンのアレンジレシピ7選

エキゾチックなハーブの香りと、酸っぱ辛くコクのある味わいが女性に大人気のトムヤムクン。タイ料理の中で一番好き！という方も多いのではないでしょうか。トムは煮る、ヤムは混ぜる、クンはエビという意味で、酸っぱ辛いスープのことをトムヤムと呼びます。具材はエビ以外にも鶏肉や豚肉、魚、イカなどを使うこともあり、タイではいろいろな具材でトムヤムスープを楽しみます。

実はトムヤムクンは市販のトムヤムペーストを使えば、とても簡単に作ることができるんです！トムヤムペーストにはタイの唐辛子プックや、コブミカン、レモングラス、カーなどタイならではのハーブがバランスよく配合されているので、タイ料理店でもトムヤムクンを作るときはペーストを使うことが多いんですよ。まずは基本的なトムヤムクンのレシピからチェックしてみましょう！

まずはトムヤムクンに春雨を加えた、定番レシピをご紹介します。味付けはトムヤムペーストと鶏がらスープの素だけですが、エキゾチックな香りの酸っぱ辛いスープは、まさにお店の味！殻付きエビを炒めてから煮ることで、香ばしいエビの香りがスープに広がります。エビのプリッとした食感と、玉ねぎのシャキッとした歯触りを生かすために、煮込みすぎないことが美味しく仕上げるためのポイントですよ。

こちらのレシピでは、基本のトムヤムクンに麺に見立てたしらたきを加えて、トムヤムヌードル風に仕上げました。エスニックなスープにつるつるののどごしが良いしらたきがよく合いますよ。パクチーをたっぷりトッピングして風味深くいただきましょう。

具材のエビを鶏肉に変えたトムヤムスープを、トムヤムガイと呼びます。本来はココナッツミルクを加えますが、入手しやすい牛乳を使うことで、マイルドでコクのある味わいに仕上げました。鶏肉が入るのでボリュームがあり、リーズナブルに作ることができるのも嬉しいですね。お好みでフォーや中華麺を加えて、トムヤムガイ麺にしても美味しいですよ。

トムヤムペーストはスープだけではなく、サラダなどの味付けにも幅広く使うことができます。ナス、ミニトマト、きゅうりをトムヤムペーストで和えた、夏にぴったりのサラダです。やわらかいナスに酸っぱ辛いソースがジュワッとしみて、クセになる美味しさですよ。お酒のおつまみにはもちろん、ごはんにもよく合う一品です。

トムヤムペーストは、炒め物の味付けにもよく使われます。材料をサッと炒めてトムヤムペーストで味付けするだけで、風味豊かなトムヤム春雨炒めの出来上がり！ごはんと一緒にお皿に盛りつけて目玉焼きを乗せれば、タイ風ワンプレートランチにもなりますよ。春雨炒め以外にも、鶏肉や豚肉を野菜と一緒にトムヤム炒めにしても美味しいですよ。

トムヤムペーストにカレー粉とココナッツミルクを加えた、エスニックな香りのカレーです。酸っぱ辛いトムヤムとスパイシーなカレーの風味に、ココナッツミルクの甘味が絶妙で、止まらない美味しさですよ！いつもとは一味違ったカレーを楽しみたいときに、ぜひ作ってみてくださいね。

最後に紹介するのは、なんとトムヤムクン風味の餃子です！いつもの餃子の具にトムヤムペーストを混ぜるだけで、簡単に作ることができますよ。焼きたてを一口食べれば、トムヤムの香りがフワッとお口に広がります。お好みでパクチーをたっぷり添えて、餃子と一緒にほおばってくださいね。やみつきになること間違いありませんよ！

いかがでしたか？お家で作るのは難しそうなトムヤムクンも、トムヤムペーストがあれば簡単に作ることができるんです！基本的な作り方を覚えたら、次は具材を豚肉やイカに変えたり、ココナッツミルクを加えてマイルドにしたりと、いろいろなアレンジも楽しんでみてくださいね。